庭
土の庭からタイルの庭へ 家族の生活を豊かにした庭リフォーム

雑草処理と安全性への配慮から始まったタイル改修
約2年前に建てられた家の庭は当初土のままでしたが、半年以上前にタイル敷きへと大胆にリフォームされました。改修のきっかけは、雑草処理の手間や虫への苦手意識、そして何より子供が歩き始めたことでした。「土のままだと雑草の処理が大変で、虫も苦手だったんです。コンクリート化も検討しましたが、最終的にタイルを選択しました」とご家族は振り返ります。
タイル敷きにしたことで、子供が安全に歩けるようになり、家族の生活スタイルにも大きく合致しました。施工では職人がタイルの目地の統一感に特に気を配り、感覚を大切にしながら丁寧に仕上げました。排水計画も重視され、タイルはコンクリートの2%に対し1%の緩やかな勾配で済み、排水溝へ効率的に水が集まる設計となっています。庭の一部が山のように高くなっており、そこから排水溝に向かって水が流れるため、水たまりができにくく、太陽光による蒸発効果も期待できます。

家族の過ごし方が広がった明るく機能的な空間
タイルにしたことで手入れが格段に楽になり、友人や家族を招いてバーベキューを楽しんだり、テントを設置して過ごすこともできるようになりました。夏には子供用のプールを置くことも検討しており、広いスペースを有効活用できています。タイルと同様に白を基調とした塀にしたことで、開放感があり、空間を広く見せる効果を発揮しています。
白いタイルは日中は思った以上に眩しく、日差しの強い日はパラソルを購入して日除け対策を講じる必要がありましたが、一方で家の中を明るくしてくれる効果もありました。子供が小さいため外出が難しい時でも、庭で安全に遊ばせることができ、親もシートを敷いてリラックスできる空間となりました。バーベキュー時の油汚れも気にならず、メンテナンスが容易で、花火も安心して楽しめるようになった点も大きなメリットです。
このタイル改修により、単なる庭から家族の生活を豊かにする多機能な空間へと変貌を遂げ、新たな暮らしの可能性を広げています。